今日のくそったれ(道路交通編)

交通安全ジャーナリスト世捨人が交通問題を取り上げます。特に公道を遊び場とする道楽集団、競技用自転車乗りを糾弾します。【自転車の制限速度(時速15キロ)法制化とバックミラー、方向指示器、制動灯装着義務化を】


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自転車の呼気検査はやめよ

▼山陽新聞WEB版(6月4日)によると、「岡山中央署員が自転車で転倒した男性を飲酒検知し、呼気1リットル中0・65ミリグラムのアルコールが検出された。男性は酒酔い運転の容疑で書類送検されたが、不起訴処分になった」という。

▼非常に不可解なニュースだ。警察はなぜ飲酒検知をしたのか。クルマのドライバーはアルコール血中濃度が0・15ミリグラム以上なければ、運転免許の行政処分(違反点数・反則金)は課せられないので、飲酒量を調べる必要がある。

▼一方、自転車は一滴でもアルコールを口に含んで運転したら違反なのだ。酒臭いなど酒気を帯びていたら、道交法65条違反(罰則なし)で即刻、検挙すべきだ。呼気検査などする必要はない。

▼「酒気帯び運転」より「酒酔い運転」罪の判断にあたっても呼気検査など必要ない。体質によりアルコールに強い弱いがあり、一滴でも飲んだら「正常な運転ができないおそれが」人もいるからだ。とにかく、自転車の飲酒運転は徹底的に取り締まれ。


居酒屋チェーンの前に止められた自転車。飲酒運転
はアルコールを提供した飲食店も罰せられる


参照条文
道交法
第65条 何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。
2 略
3 略
4 略

(過労運転等の禁止)
第66条 何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

第117条の2 次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
1   第65条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等を運転した者で、その運転をした場合において酒に酔つた状態(アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいう。以下同じ。)にあつたもの
2~5 略

第117条の2の2 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
1 略
2 略
3 第65条(酒気帯び運転等の禁止)第一項の規定に違反して車両等(軽車両を除く。次号において同じ。)を運転した者で、その運転をした場合において身体に政令で定める程度以上にアルコールを保有する状態にあつたもの
4~11 略 

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ロードバイクの過労運転を取り締まれ

▼道路交通法では過労運転を禁止事項として明文化している。過労の原因は、長時間労働や睡眠不足だけではない。人力でスタミナを著しく消耗する、自転車は「過労運転予備軍」として見過ごせない。


▼特にドロップハンドルの競技用自転車。きつい前傾姿勢を強いられ、腰への負担がシリアスだ。極細サドルや高空気圧タイヤは乗り心地が硬く、臀部(でんぶ)に強烈な痛みが伴う。結果、体力の消耗が激しくなりがちだ。


▼心理面の負担も計り知れない。スピードレース仕様の自転車ということで速く走らなければ恥、という宿命を背負わされている。クロスバイクに抜かされまいと、もがきながらペダルを踏みヘロヘロ状態で運転している輩(やから)が散見されるほどだ。


▼競技用自転車は心身ともに疲れる乗り物で、長時間の乗車は危険だ。そこで、連続20分以上もしくは1日当たり80分以上の走行を禁止してみてはどうか。法改正がまたれる。


(過労運転等の禁止)
第六十六条 何人も、前条第一項に規定する場合のほか、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない。

疲労の影響なのか、脇腹を押さえる
競技用自転車自転車乗り


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ロードバイクは、こうべを垂れよ

▼交差点を曲がる際、横断歩道の手前で停止していると、横断中の歩行者は小走りになる。青信号が点滅しているのでない。急ぐ必要がないにもかかわらず、ドライバーに会釈し感謝の気持ちを伝えている。

▼ゆっくりと歩いていたら、交通の円滑を阻害しかねないと思っているのであろう。申し訳ないという意思表示の表れに違いない。そんな歩行者の謙虚な姿勢を目の当たりにし、気分を害するドライバーはいるだろうか。

▼競技用自転車はどうか。車道を走る車両のなかで、中途半端なスピードしか出せない人力の競技用自転車にあっては様子が違う。1台の競技用自転車をやり過ごすために、曲がるタイミングを逸するドライバーは少なくない。

▼競技用自転車乗りは、何もなかったかのように交差点を通過する。自尊心が傷つくドライバーは少なくない。道路ユーザーの誰もが気持ち良くなる交通マナーを確立すべきだ。法改正が待たれる。


手を挙げてドライバーに謝意を示す自転車

| 23:27 | コメント:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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ロードバイクのサイコンを取り締まれ

▼競技用自転車のハンドルには、サイクルコンピューター(サイコン)という計測器が取り付けられている。このサイコン、自転車乗りをスピード狂に豹変させるとんでもないシロモノだ。

▼代表的な機能は速度計。タイヤの回転数を測定しスピードをはじき出すのだが、時速30キロ超という自転車では危険極まりない速度域を維持しようと、乗り手は血眼(ちまなこ)になっている。

▼ペダルの回転数を測る「ケイデンス」機能もしかり、高速ペダリングを誘発し爆走を後押している。このほかラップタイムや心拍数も計測できるなど、スピードレースの練習をを想定した機能が満載だ。

▼スポーツジムの「フィットネス用自転車」ならまだしも、他の交通が行き交う公道で使用するのは危険極まりない。競技用自転車にサイコン設置を禁止すべきだ。法改正がまたれる。

ハンドルに設置したマッチ箱サイズのサイコン。
スマホとペアリングし爆走記録をすぐさま保存

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ビンディングペダルを取り締まれ

▼驚くなかれ、一般道を爆走する競技用自転車乗りは、両足をペダルに固定させている。ビンディングシューズ&ペダルという、スピードレース用の器具を装着しているのだ。


▼ビンディングは外す時が大変だ。つま先を軸に膝(ひざ)関節を外側にひねるという、厳しい動作をしなければならない。両足を同時にペダルから外すことは至難の業だ。


▼とっさの対応ができないので、急停止やふらついた時に転倒は免れない。やむを得ず手をついて着地したことで手首を複雑骨折するなど、ビンディングが絡みの事故事例は相次いでいるようだ。


▼自転車は低速時に著しく安定性が失われるという特性をもつ。いつでも両足が地面につく状態にしなければ危険だ。ビンディングシューズ・ペダルを禁止行為として明文化すべきだ。法改正がまたれる。



ビンディングシューズでばたつく競技用自転車乗り

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